Cyes

ビリヤードのこと書きます。

集中について

新年あけましておめでとうございます。年末はなぜか御節作りを手伝うことになり、ローストビーフを焼いたり、鰤を焼いたり、海老を焼いたり、我が子や甥っ子のわんぱくぶりに手を焼いたり、ありとあらゆるものを焼きながら年を越しました。そんな御節はほぼ元日で食べつくされ、1月2日からは普通の生活が戻ってきた我が家です。
そんな年末年始でも、ビリヤードだけはキッチリ行かせて頂きました。奥さんからは「大晦日も行ってきたらええわ!」といわれましたが、奇しくも大晦日だけはビリヤードに行かず、それ以外は見事に皆勤というなかなかのビリヤードバカっぷりを発揮。元日の早朝から一人で練習しに来るおっさんを見たネカフェの店員から、ますます変なあだ名がつけられたことでしょう。

「ビリヤードはメンタルスポーツ」という言葉は、ビリヤードを競技スポーツとして始めるとよく聞く機会があります。実際その通りで、練習では問題のない玉でも試合では外したり、逆に良いイメージが固まると普段以上の力を発揮できることもあります。最近このことをとてもよく意識するようにしておりまして、先日記しました「ゆるく本気で頑張りたい」の心境もその延長線上なのですが、要はどんな状況でも集中できることが、競技ビリヤードではとても大切なんだろうなと思いますし、そのうえではじめて技術が追求できるじゃないかなというのが僕の持論です。

この集中するというのは意外と難しいんです。リラックスしてできる練習や相撞きで集中するためには意識的に集中する必要があるのですが、問題は集中している状態を理解していないのと、意識的に集中することができないということです。最近、ようやくこの集中している状態がおぼろげながら分かるようになりまして、年末年始の練習はもっぱら集中状態の再現に費やしておりました。まだまだ甘いんですが、多少難しい玉でもコントロールできるようになってきてるので、個人的には正方向の進化だなーと思っております。

2017年は、この集中をひとつの課題としてやっていきたいと思っております。